2月17日、『Sportmediaset』は「パルマFCのいくつかの資産が差し押さえられている」と報じた。

昨年から深刻な経済難に陥っているパルマ。選手たちやスタッフの給与も長い間支払われておらず、その起源が2月15日に迫っていた。

クラブに所属しているファビアーノ・サンタクローチェは16日、取材に対して「まだ何も行われていない」と話し、支払いがされていないことを示唆していた。

また、上記のように『Sportmediaset』はパルマの所有する車が押収されていると報じており、すでに資産の整理が始まっていると報じている。

しかし、今月パルマの新たな会長となったジャンピエトロ・マネッティ氏は16日に『Stadiotardini』の取材に対して「銀行振り込みで支払いを行った」と話しており、さらにそれを確認する発言をしている。

夕方にすべての手続きを行ったために月曜日には処理されていないと主張しており、金銭的な問題はクリアされたと話した。また、銀行が3100万ユーロ(およそ42億円)の借金と3300万ユーロ(およそ45億円)の未払い賃金を支払うための資金を貸し付けたという書面をサッカー連盟に送っているという報道もある。

給与未払いによって債権者の一人となっている選手たちは、ダミアーノ・トンマージ氏率いる選手協会との会談の末、猶予を延ばしたことを宣言。アレッサンドロ・ルカレッリは記者団に対して「あと数日待つ」と明かした。

【次ページ】選手以外の債権者が回収へ?