2月23日、『Sportmediaset』は「フェイエノールトファンの暴動によって発生した被害の賠償金は、オランダとイタリアの親善試合によって調達される可能性がある」と報じた。

先週の木曜日に行われたヨーロッパリーグのベスト16、ローマ対フェイエノールトの試合に関しては、ピッチ外の問題が大きな話題となった。

オランダから遠征してきたフェイエノールトのサポーターが町中で暴動を起こし、ゴミやグッズなどを散乱させたほか、スペイン広場などの歴史的な建造物を破損させ、その修復には280万ユーロ(およそ3億8000万円)が必要になるといわれている。

ローマの市長を務めているイグナツィオ・マリノ氏は自身のツイッターでこれらの行動を批判し、オランダ大使に正式に抗議したことも明らかにしていた。

しかし、これらの問題はスタジアム外のことであり、UEFAやFIFAの制裁を受けるものではなく、フェイエノールトの会長は「むしろローマのサポーターが発煙筒を使っていた方が大きな制裁になるだろう」と話していた。

これらの問題に対して、ローマ市議会ではあるアイデアが提案されているようだ。これらの修復にかかった費用を滅却するため、イタリアとオランダで親善試合を行い、その収益を充てるというものである。

イタリアサッカー連盟のカルロ・タヴェッキオ会長もこのアイデアに共鳴しており、今後ロッテルダムの市長と計画について話し合う予定となっている。

ただ、問題としてはFIFAのスケジュールの関係で試合が11月以降になってしまう可能性が高いことであるという。

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