2月25日、『BBC』は「FIFAの事務総長を務めているジェローム・ヴァルケ氏は、カタールW杯が冬に開催されることによる金銭的な保障は行わない方針であることを明らかにした」と報じた。

先日FIFAの専門調査委員会は2022年に開催が予定されているカタールでのワールドカップについて、11月~12月に行うという提案を行った。これが来月19日、および20日のFIFA執行委員会の会合で議論され、批准されれば歴史上初の冬開催が決定する。

当然ながらワールドカップが動くことによってスケジュールの組み直しを余儀なくされる各クラブの代表者、各リーグの会長などは反対しており、金銭的な補償を求めるという声も上がっている。

しかしFIFAはまだ7年の期間があり各国での組み直しが可能であるとして、保障を行うという方針はないことを明かしている。

ジェローム・ヴァルケ FIFA事務総長

「金銭的な保障は行わないだろう。再構築するために7年の時間がある。

状況は完璧ではない。しかし、我々はなぜ保障について話さなければならないのか?なぜクラブに謝罪しなければいけないのだ?我々は各クラブと協定を結んでおり、彼らは受益者の一部だ。それは2010年に4000万ドル、2014年に7000万ドルだった。

我々はワールドカップによって全ての人々にスポーツでの楽しみと経済的な利益を与えている」

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