2月27日、『朝鮮日報』は全北現代に所属しているブラジル人選手エドゥーとエニーニョのインタビューを掲載した。
昨年FC東京に所属し11ゴールを上げたFWエドゥーは、今季韓国の全北現代に移籍。先日はAFCチャンピオンズリーグに出場を果たし、柏レイソルと対戦した。
同じ試合に出場していたエニーニョも、2013~2014年は中国の長春亜泰でプレーしており、アジアの各地を経験したブラジル人で、年齢もエドゥーと同じ34歳。
この二人が『朝鮮日報』のインタビューに応じ、今季の戦いや日本、韓国、中国の環境について語っている。
エニーニョ
「韓国の何もかもが懐かしかった。これほど安全な国はないし、人々の礼儀正しい姿も恋しかった。中国ではブラジル人同士の親睦会が盛んで、エドゥーとはメールを頻繁にやりとりしていたよ。
(全北のチームカラーである)緑のユニフォームを着たファンを見た瞬間、言葉に出来ないような喜びを感じた。Kリーグの開幕戦も楽しみだ」
(3カ国の力関係について)
エドゥー
「中国のクラブが積極的な投資を行ってレベルを上げたのは事実だ。ただ、韓国は運動量と組織力、日本はパスワークとテンポのコントロールで強みを見せるなど、リーグ特有の強みがあるのに対して、中国は外国人選手への依存度が強すぎて固有の色がないね」
エニーニョ
「中国の選手たちは目的意識がハッキリしていないところがある。試合に負けても笑って騒げる中国の選手たちを見て、理解することが出来なかった。一方、全北は勝利を求めているチーム。それが韓国に戻ってきた決定的な理由でもある」
(開幕戦ではエドゥが昔所属していた水原との対戦だが)
エドゥー
「自分に大きな歓声を送ってくれた水原のファンと再び会う。もちろん試合では勝利のために最善を尽くすよ」