3月3日、『GSP』は「ルーマニア1部のアストラ・ジョルジュは、新監督としてドリネル・ムンテアヌ氏を招聘した」と報じた。
ドリネル・ムンテアヌは1968年生まれの46歳。ルーマニア代表134capを持つ伝説的な選手であり、ドイツのケルンとヴォルフスブルクで長く活躍したことでも知られている。
2005年からはプレイングマネージャーとしてCFRクルージュ、アルゲシュ、ヴァスルイを率いた経験を持ち、2008年からは指導者に専念。ステアウア・ブカレスト、ディナモ・ブカレストやオツェルル・ガラツィなどでも監督を務め、ロシアとアゼルバイジャンでも指揮を執ってきた。
昨年は夏にガヴァラの監督に就任したが、16試合を戦った後に成績不振のために解任され、フリーの状態となっていた。
瀬戸貴幸選手が所属していることでも知られるアストラは、現在5位と好位置につけてはいるものの、今年に入ってからは親善試合でも不調が続いている。リーグカップでステアウア・ブカレストに大敗し、リーグ再開からは2連続引き分けとなっていた。
その結果3月2日にチームを率いていたオレグ・プロスタソフ前監督が解任され、指揮官の交代が行われることになった。
なお、アストラの次の試合は3月7日に予定されているボトシャニ戦で、新監督が今日到着してからわずか3日での実戦となる。