コパ・リベルタドーレス、ラシン・クラブ対スポルティング・クリスタル(ペルー)戦でこんなシーンがあった。
ラシンにゴール前での絶好のフリーキックが到来。ここからは直接狙うでしょ!と思いきや・・・。
放たれたボールはシュートではなく、壁の横に立っていた選手へのグラウンダーのパス。それを壁の前に立っていた選手に落とすと、フリーになったFWブリアン・フェルナンデスが強烈な一撃を叩き込んでゴールゲット!!
気持ちいいほど完璧に決まったまさに“してやったり"のサインプレーであった。この会心のプレーで同点としたラシンだったが、その後PKで勝ち越されると追いつくことができずに1-2で敗戦。ホームで勝ち点を逃したラシンだが、3節を終えてグループ8の首位には立っている。
ラシンのコッカ監督は決勝点となったPKのジャッジについて怒り心頭で、「私は大いに怒っている。チームは全てを出し尽くした。ペナルティを受けるいわれはない。自分から身を投げた(ダイブ)。審判は間違っていた。彼らによって傷つけられた」とエクアドル人のザンブラーノ主審への不満をブチまけていたそうだ。