ソーシャル全盛の時代となり、プロサッカークラブがTwitterアカウントを持つのももはや一般的なこととなっている。今ではクラブと選手、またクラブと連盟がTwitter上でやりとりすることも多く見られ、新たなコミュニケーションの形が誕生している。

さて、そんなソーシャル時代においてある“被害"を受けている女性がいるという。彼女の中はチェルシー・ラ・サールさん。アメリカのサンフランシスコを拠点に活躍する写真家だそうだ。

2008年にTwitterを始めたチェルシーさん。Twitterでは登録する際にアカウント名を決めなければならないのだが、なんとなく@Chelseaというアカウント名にしたのだという。

Twitterはアメリカ西海岸、サンフランシスコで生まれたサービスである。さすがにサンフランシスコ在住ということでサービスが開始してすぐアカウントを開設したようで、当時@Chelseaというアカウントは誰も使用していなかった。

しかし、ソーシャルメディアが世界で大流行した現在、ある問題が発生したのだという。

こちらは、プレミアリーグの結果を伝えるFIFA公式アカウントのツイートである。ツイートの中では各チームの結果をアカウント付きで伝えているのだが、チェルシーの文字の部分にご注目。そう、実はFIFAはチェルシーのアカウントを貼るべきところを、謝ってチェルシーさんのアカウントを貼ってしまっているのである。

FIFAのフォロワー数は625万人。おそらく意図的でなかったのだろうが、こうして彼女のアカウントはロンドンのサッカークラブのアカウントであると誤認されているのである。ちなみに、チェルシー公式は@ChelseaFC、チェルシーさんのアカウントは@chelsea。確かにややこしい。

英国『Mirror』によれば、チェルシーさんは、チェルシーが試合を行う度、1分間に50から100ものリプライが飛んでくるほどであるという。これはちょっと深刻な悩みである。

こうした事態を受け、チェルシーさんが投稿した悲痛のツイートが実に涙ぐましい。

「私はサッカークラブじゃありません」や「フットボールシーズンなんて嫌い」と度々投稿しているようで、見ず知らずの人物から「アカウント名変えろよ」と罵られることもあるらしい。彼女に罪は一切ないはずなのに・・・。

なおこのチェルシーさん、393人のフォローに対して1万770人ものフォロワーがいる。やはり、チェルシーのアカウントと勘違いして多くの人がフォローしてしまっているようだ。

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