3月28日、『Express』や『Eurosport』など各メディアは、『Vecernji List』のレポートを引用し「イタリア・セリエAのインテルに所属しているクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチは、リヴァプールに移籍する可能性を否定した」と報じた。

先日から話題になっているコヴァチッチの英国移籍の噂。イタリアや英国のメディアで盛んに報じられた。

インテルのロベルト・マンチーニ監督は、かつて指導していたコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレの獲得に向けて資金を調達したいと考えており、その一環としてクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチをリヴァプールに売却することに合意したという内容だった。

その金額は2200万ポンド(およそ39億円)であると書かれており、多くの憶測を呼んでいた。

しかしコヴァチッチの代理人を務めているニッキ・ヴクサンは、1月に契約を延長したばかりであることを強調し、移籍の可能性を否定した。

ニッキ・ヴクサン

「それは起こらない。マテオは1月にインテルとの契約を更新したばかりだ。クラブが交渉しているということか?いや、それはマテオや私が知らないところでは不可能なことだ。また、私はデヤン・ロヴレンとも契約しているので、それについては知っている。

イングランドとイタリアのメディア両方が推測を重ね、毎週のようにコヴァチッチが移籍する新しいクラブを見つけてくる。しかしマテオはインテルに残る。

何かが起こっていた場合でも、ジャーナリストがそれを発見するのは最後の方だろう」

【次ページ】インテルの他の動きは?