現在中位に沈んでいるインテルは、来季チャンピオンズリーグの出場権を獲得することはほぼ不可能な状況にあり、ヨーロッパリーグに出られるかどうかも微妙である。
さらに金銭的にはファイナンシャル・フェアプレー制度違反の疑いで監視対象になるなど恵まれた状況にはなく、ロベルト・マンチーニ氏が求めている補強があっても潤沢に投資が出来るわけではない。
現在広く報じられている獲得の噂についてはいくつか存在する。
ローマからミランへ貸し出されているイタリア代表FWマッティア・デストロがその一つであるが、彼に関してはスロベニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチをローマに譲渡することでチームに引き入れようという狙いだという。
もう一つはリヨンに所属しているフランス代表FWナビル・フェキール。「リヨンのメッシ」と呼ばれている彼に対しては以前からアーセナルが興味を示しているとのことだが、インテルも獲得に動く可能性があるという。
とはいえ、ただ買い取るには資金的にかなり難しいと言われており、今季終了後には日本代表DF長友佑都などを初めとして何名かの選手が売却されるのではないかと推測されている。