3月31日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは「現在計画中の新スタジアム建設に向け、最後の土地の所有権を獲得するための交渉が合意に達した」と公式発表した。
トッテナムは現在ホワイト・ハート・レーンを使用しているが、1899年に建築されたこのスタジアムは現在36284名収容となっており、他のプレミアリーグのクラブと比較するとやや規模が小さいものである。
新本拠地の契約は2001年からスタートされており、幾度かの計画が撤回された後、2008年にホワイト・ハート・レーンの北に56250人収容の新スタジアムを建設するというプロジェクトが作成され、2014年夏に政府から承認を得ることに成功した。
しかし、そのために必要な土地の取得がうまく行かず、最後に残ったアーチウェイ・シート・メタルワークスという板金加工会社との法的闘争に発展していた。
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Spurs made to wait until February 18 for court battle with Archway Steel...
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— Tottenham Hotspur FC (@_THFC_) 2015, 1月 15
そして昨年末にそのアーチウェイ・シート・メタルワークスの工場が火事によって全焼するという事件が発生。元々脅迫も受けていたことから放火が疑われる事態にもなり、現在でも捜査が進められている。
Large fire at Archway Metal Works near Spurs stadium #Tottenham http://t.co/d2P1kWGUyv pic.twitter.com/FARP95Avzw
— London24 Sport (@London24Sport) 2014, 11月 25
長い闘争の末、13日にアーチウェイ・シート・メタルワークスはトッテナム・ホットスパーと和解する方針を明かし、今回クラブ側から正式に合意が発表された。
今後トッテナムは会社が事業を継続するための新しい施設を取得することを支援する形となる。