3月31日に行われたスウェーデン代表対イラン代表の親善試合は、後者にとっては大きな区切りとなるゲームだった。
2011年からイラン代表監督を務め、2014年ワールドカップ出場も成し遂げたカルロス・ケイロス氏は、先月20日に突如辞任を発表。大きな結果を残した彼が最後に指揮する試合となったからだ。
チームを離れることになったカルロス・ケイロス監督は、試合後の記者会見で連盟内に大きな対立があったことを明かし、受け入れられない状況だったと話した。
カルロス・ケイロス 前イラン代表監督
「連盟の中に、意見の相違がある。まるで二つ連盟があるかのように、違った方針がある。
そしてその片方は、まるで我々を侮辱する権利を持っているかのように考えている。私にも、選手にも、何の敬意も払わない。それは容認することはできない。
この4年間で最も重要なことは、このチーム、そして選手たちを指導したことに非常に誇りを持っているし、尊敬されたと感じていることだ。
彼らは素晴らしかった。傑出している。責任や態度、代表チームへの献身。これほどのグループと働いたことはなかったと言わざるを得ない。彼らはわずかな報酬しか受け取っていないにも関わらず、多くのものをもたらしてくれた。
イランのファンからは多くの愛情を受けてきた。これほどのものはかつて経験したことがなかった。それらに対して深い感謝と愛情を示したい。
このような状況でチームを去ることになったのはとても悲しい。しかし、それも人生だ。前進する時間がやってきたのだ」