2014-15シーズンのオランダ・エールディビジは今週、PSVが22度目の優勝を決めたが、残留争いはまだまだ熾烈。17日に行われたカンブール対エクセルシオールの一戦は両者の明暗をくっきり分けた。
0-1で迎えた後半アディショナルタイム、エクセルシオールはそのまま守り切れば勝ち点3を得られる状況であったが・・・
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相手の決定的なシュートをGKが左手一本のミラクルセーブで防ぐと、いち早くこぼれ球に反応したDFは安全だと判断しGKへ渡そうとした。
しかしお見合いになった僅かな瞬間、状況に全く把握していなかったもう1人の味方DFがクリアしようとして大失敗!これをカンブールのナイジェリア人FW、オグベチェに押し込まれてしまったのである。
試合はそのまま1-1で終了し、土壇場で同点に追い付いたカンブールは勝ち点を40に乗せ残留を確定。一方、懸命に守ってきたエクセルシオールの選手は、勝てば残留に大きく前進していただけにがっくりピッチへ倒れ込んでしまった。
ほんのちょっとした判断の誤りが明と暗を分ける…そんな人生の教訓のような一場面であった。