イングランド2部~4部リーグまでを示す、“フットボール・リーグ"。

その年次表彰、『フットボール・リーグ・アワード』が今年で10度目となることを記念して、 「Team of the Decade」を決定するという企画が行われていることは当サイトでもお伝えした通りで、この度その発表があった。

この企画は文字通り、 この10年間における2~4部リーグでのベストイレブン11人と1人の監督を選出するというもの。

候補者となったのは各クラブが選んだこの10年における最高の選手のほか、SNS上でのファンからの投票、そしてこれまでの『フットボール・リーグ・アワード』の勝者だそう。そして、監督の候補者リストはスポンサーでもあろうサッカーゲーム、『Football Manager』のオンラインコミュニティも参加して作成されたとのこと。

「フットボール・リーグ」のここ10年間のベストイレブン+ベスト指揮官は以下の顔ぶれ。

GK:カスパー・シュマイケル(現レスター)
右SB:アンヘル・ランヘル(現スウォンジー)
CB:ウェズ・モーガン(現レスター)
CB:アシュリー・ウィリアムズ(現スウォンジー)
左SB:ギャレス・ベイル(現レアル・マドリー)
MF:ウェズ・フーラハン(現ノリッジ)
MF:アダム・ララーナ(現リヴァプール)
MF:ピート・ウィッティンガム(現カーディフ)
FW:グレン・マレイ(現クリスタル・パレス)
FW:リッキー・ランバート(現リヴァプール)
FW:ジョーダン・ローズ(現ブラックバーン)
監督:エディ・ハウ(現ボーンマス監督)

ベイルをはじめ今現在はトップリーグで活躍中の選手も多い。

この発表は『フットボール・リーグ・アワード2015』の授賞式において行われ、その席にはベストイレブンに選ばれた選手らも出席していた。

現在2部で首位に立つボーンマスを率いるハウ監督は「この賞に選ばれるのは特権的なこと」と語ったほか、シュマイケルも「恐縮だしノミネートされただけでも名誉なことだけど、実際にこのチームに名を連ねたことは信じられないほど光栄だよ」とその喜びを述べていた。

ちなみに、今季No.1のゴール「Goal of the Year」のほか、サポーター個人を表彰する「Supporter of the Year」などの発表もされている。それについては次ページで。