21日、アリアンツ・アレーナで行われたCL準々決勝2ndレグでバイエルン相手に6-1と大敗したポルト。

1stレグで掴みかけた準決勝へのチケットは、手もとからするりと落ちていった。

バイエルンを3-1と倒し、世界中に衝撃を与えたポルト。ジョゼ・モウリーニョが率い欧州制覇を成し遂げた2003-04シーズン以来となるCL準決勝進出が現実味を帯びていた。

しかし、敵地での大一番でポルトは試合の入り方に失敗する。1stレグとは対照的に受け身のサッカーを演じてしまい、チャンスすら掴めぬまま前半の時点で5点のリードを許す。後半、ルーベン・ネヴェスを投入し戦術を変更したことでやや持ち直したものの、反撃は1点のみにとどまった。

いくら相手がバイエルンとはいえ、6-1というスコアはあまりにもショッキングなものであった。後半見せたパフォーマンスが素晴らしかっただけに、「あのサッカーを前半からしていれば・・・」と嘆くサポーターも多かったはず。

CL史に残るような大逆転劇を許したことでファンもさぞかしナーバスになっているかに思われたのだが・・・ポルトガルに帰国したチームを待っていたのは意外な反応だった。

こちらはポルトガルの空港でのシーン。数百人のサポーターが集結し、母国に凱旋した選手やスタッフに割れんばかりの拍手と歓声を浴びせている。

英国『ITV』によれば、空港には300人のサポーターが集まったようだ。さらに信じられないことに、これは午前3時の映像である。ポルトはバイエルン戦の終了後すぐに飛行機でポルトガルへと飛び立ったのだが、深夜にもかかわらず多くのファンが激励しに来たという。

さらに・・・

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