今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグもいよいよ佳境だ。そんななか、今から12年前に行われた伝説的一戦のハイライト映像をマンチェスター・ユナイテッドが公開していた。

2003年4月23日（1日ずれたが）、オールド・トラッフォードにレアル・マドリーを迎えての一戦。ベスト4進出をかけたCL準々決勝2ndレグはCL史上に残る熱戦であった。

4-3という壮絶なスコアで試合を制したのはユナイテッドだったが、2戦合計スコアで勝ち抜けたのはマドリー。

そして、この試合で最も輝いたのは元祖のほうのロナウド。圧巻のハットトリックで、ユナイテッドの夢を打ち砕いた。この年の決勝はオールド・トラッフォードで行われることが決定しておりユナイテッドとしてはファイナル進出は悲願だったのだ（現地メディアでは、「Ronaldo kills United's dreams」なんて表現も）。ただ、オールド・トラッフォードのファンたちは67分にロナウドがベンチに下がる際にスタンディングオベーションでその活躍を讃えてもいる。

試合直後、「レアル・マドリーにおける僕の最高の試合だった」と語っていたロナウド。 アウェイサポーターから受けたまさかの喝采については、「忘れられない。絶対に忘れないだろう」とも述べている。

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