突然だが、サッカー史上最高のフリーキッカーとは一体誰なのだろうか?
もちろん分かっている。この議論には正解がない。
というのも「最高」という言葉は個人の価値観によってその定義が大きく変わるからだ。
フリーキックでの直接ゴール数がそのキッカーの素晴らしさをそのまま意味するわけではない。また、その選手がサッカー界に与えたインパクトや世界的大一番での実績などそういったものも加味されるだろう。このランキングに答えはないのだ。
しかし、それでもあえて「サッカー史上最高のフリーキッカーを決めようじゃないか」というのが今回の企画の趣旨である。世界中のサッカーを網羅するQoly編集部がそれぞれの価値観でそれぞれのベスト10を選び、それらを数値化することでQoly独自のベスト10を集計してみた。
皆さんも一度自身でベスト10を描いてみて、この企画の結果と照らし合わせていただければ幸いである。
【企画の説明】
Qoly編集部7名がそれぞれの「最高のフリーキッカーベスト10」を選出。選出された選手には順位に応じたポイントが加算される。
1位:20pts
2位:18pts
3位:16pts
4位:14pts
5位:12pts
6位:10pts
7位:8pts
8位:6pts
9位:4pts
10位:2pts
これらのポイントをまとめ、Qoly編集部が厳選した「史上最高のフリーキッカーベスト10」を選出した。
それでは早速、Qoly編集部が選出したランキングをご覧いただこう。
【10位】ロベルト・バッジョ(獲得ポイント:26pts)
コメント:1990年代「ファンタジスタ」の代名詞的存在であり、世界のサッカー界におけるアイドルだったバッジョは、FKでも魅せる選手だった。彼のFKは決して派手さは無いがコース、スピード、軌道。全てに無駄がなかった(編集部L)
【9位】ジーコ(獲得ポイント:32pts)
コメント:FKの名手といえば外せない、神様ジーコ。1993年には記念すべきJリーグ開幕戦の一つ、名古屋戦でいきなり初のハットトリックを達成。その2点目となった「黄金の右足」は今も語り草(編集部O)