アドリアン・トマソン「神の子」 / エヴィアン

1993年12月10日生まれ(21歳)

クロアチア人の母を持つ若きアタッカーは、2011年にエヴィアンへ加入した後、すぐにプレシーズンマッチで起用されるなど期待される存在だった。

しかし、その後は苦しい日々が続く。リザーブチームへの転落、そして父の死。若くして大きな重圧を受けた彼は出場機会を失っていった。

復活の時はレンタル先のヴァンヌで訪れた。3部リーグでレギュラーとしてプレーし、チームは降格の憂き目に遭ったものの、その中でMFながら8ゴールを決める活躍を見せ、選手として大きく成長した。

そして今季、GFCOアジャクシオへのレンタル移籍を断ってエヴィアンで勝負を賭けた彼には、後半戦でチャンスが訪れた。

2014-15シーズンの初出場は第15節のギャンガン戦だったが、そこでアシストを決めて結果を残すと、16試合で2ゴール6アシストと大活躍。突然チームの中心選手として欠かせない存在になった。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

パスカル・デュプラズ監督も「彼には大きな未来が待っているはずだ。増長しなければね」と話す。突如舞い降りた「神の子」はエヴィアンを降格の危機から救えるか?

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい