4月23日、『Daily Mail』は「フランス・リーグアンのマルセイユは、フランスU-21代表FWフローラン・トーヴァンの売却に動いている」と報じた。
バスティアに所属していた2013年1月にリールと契約し、半年間レンタルの形で古巣に残った後、夏にマルセイユへと移籍したことで話題になったトーヴァン。
特殊な取り引きが行われるだけの期待を集めていたタレントであり、マルセイユ加入後も活躍を見せ、今季もレギュラーとして右サイドのポジションを手にしている。
しかし、彼は今季何度かボトルを蹴るなど態度の面で批判を受けることがあり、さらに昨季の8ゴールという記録には届いておらず評価は意外に低いという。
加えて給与も比較的高額で、現在アンドレ・アユーやアンドレ=ピエール・ジニャックの契約を延長しないなど人件費の削減に動いているマルセイユにとっては、維持することが難しくなっているようだ。
彼に対してはトッテナム・ホットスパーの他、バレンシア、チェルシーなどが興味を示しているとのことで、もしマルセイユが放出に動くのであれば今夏の目玉の一人となりそうだ。
なお、トッテナム・ホットスパーは彼に対して1200万ポンド(およそ21億5000万円)のオファーを準備していると言われている。