4月30日、セビージャとベティスは共同記者会見を開き、ネパールで発生した大地震の犠牲者に向けた募金活動を行うと発表した。

すでに日本でも大きく伝えられている通り、25日、ネパールでマグニチュード7.8の巨大地震が発生し、首都カトマンズを中心に甚大な被害が出ている。発生から6日が経過し、死者はすでに5000人以上。被害は中国やインドなど周辺国にも及んでおり、日本からも災害救助部隊が現地に派遣されている。

そんな大災害の犠牲者に向けた募金キャンペーンを行うのが、激しいライバル関係で知られるセビージャとベティスだ。セビリアの街をホームとする両者の対戦は「セビリアダービー」として有名であり、これまで何度も騒動を起こしている。

スペイン『AS』によれば、両クラブは今後募金活動を行い、集まった義援金はユニセフを通じてネパールへと送られるという。会見にはセビージャのホセ・カストロ会長とベティスのフアン・カルロス・オレイロ会長が出席し、団結を約束した。

なお、両チームの選手たちは今週末に行われるリーガ・エスパニョーラ第35節で、スローガンである"38080 Unicef"と書かれたメッセージTシャツを着用し入場するという。世界のどこかで困難な状況が訪れた時、ライバルであってもこうして結束できるのがサッカーの素晴らしさであろう。