5月3日、『AFP』や『ASNA』など各メディアは「セリエA通算206ゴールを達成した元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレは、来季の去就については明らかにしなかった」と報じた。

エラス・ヴェローナ戦で59分に途中出場し、ピッチに入ってからわずか3分でゴールを決めて見せたディ・ナターレ。

これによってセリエAでの通算得点を206に伸ばし、ロベルト・バッジョの記録を追い抜き歴代ゴールランキングで6位に浮上することに成功した。

あと10ゴールで4位のジュゼッペ・メアッツァ、ジョゼ・アルタフィーニの記録に並ぶことが出来るディ・ナターレであるが、昨年にも現役引退を一度発表して撤回したということがあり、今後の去就についてのコメントも二転三転。さらにUAEやアメリカから大きなオファーが舞い込んでいると言われている。

試合後のインタビューに答えたディ・ナターレは、バッジョ超えを達成したことに喜びを表しつつも、やはり去就については明言しなかった。

アントニオ・ディ・ナターレ

「僕は自分に対しても仲間に対しても満足している。ヴェローナという良いチームを相手に、良くやったと思う。

バッジョを超えられたことは誇りに思う。そして、ゴールを奪えたことにとても幸せを感じる。しかし、自分の将来については話したくないよ」

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