先週、国内リーグ10連覇という偉業を成し遂げたクロアチアの名門ディナモ・ザグレブは9日、優勝決定後最初の試合としてNKザグレブと敵地で対戦し、1-1で引き分けた。

この試合でディナモ唯一のゴールを決めたのはやっぱりこの人、絶好調のアンジェロ・エンリケス。前半開始早々、味方の鮮やかなパスワークからの攻撃は相手に防がれるが、こぼれ球に颯爽と詰める!

これが3試合連続のリーグ戦18点目で、公式戦では34試合27ゴールとなった。

エンリケスはこの試合の前日、保有権を持つマンチェスター・ユナイテッドからディナモへの完全移籍と、母国チリで開催されるコパ・アメリカの予備メンバー入りが報じられたばかり。

そのチリ代表は先月負傷したエドゥアルド・バルガスの大会参加が不透明のなか(順調に回復しているとの報道はある)、先日エステバン・パレデスの離脱が決定。

ベテランのホルヘ・バルディビアも現在ブラジルで治療中と攻撃陣に怪我人が相次いでおり、ホルヘ・サンパオリ監督の頭を悩ませている。

そんななかで結果を残し続けるエンリケスの待望論は日に日に熱を帯びており、11日に発表される予備メンバー入りはもちろん、来月1日が期限となっている23人の最終メンバー入りが大きな期待を集めている。

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