ウディネーゼのベテランFW、アントニオ・ディ・ナターレが去就について語った。

毎年この時期になると去就について取り沙汰されるディ・ナターレ。37歳の元イタリア代表のゴールゲッターは今シーズンもセリエAで27試合に出場。14ゴールを奪い、健在っぷりを披露。守備戦術の発達したセリエAで9シーズン連続での二桁得点は偉業と言えるだろう。

途中交代がやや増えたものの、出場時間についても昨年に迫る勢い。まだまだプレーし続けて欲しい選手の1人だが、本人はシーズン終了後に熟慮することになると『Gazzetta dello Sport』で示唆している。

アントニオ・ディ・ナターレ
(ウディネーゼ所属、元イタリア代表)


「6月に結婚するんだ。その後はビーチに行く予定だよ」

「そこで決断することになるだろうね。熟慮しなければいけないね。充分プレーできているし、プレーする欲望や自分のクオリティを追求する気持ちを取り戻したよ」

「今後についてはお金は関係ない。(ウディネーゼオーナーの)ポッツォ・ファミリーは常に自分に必要なものを与えてくれたし、良い心地にしてくれた」

5月3日に行なわれたエラス・ヴェローナ戦でゴールを決め、セリエA通算206ゴールを達成したディ・ナターレ。これは元イタリア代表FW、ロベルト・バッジョの記録を抜く偉業だ。退団の可能性は常に囁かれているが、今後もウディネーゼで活躍する姿を見続けたい選手である。

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