5月15日に行われたフランス・リーグドゥ(2部)第37節で、また一つ新たな歴史が生まれた。

バスティアとACアジャクシオに次ぎ、地中海に浮かぶコルシカ島で第3のクラブであるGFCアジャクシオがニオールを3-2で破り、1試合を残してリーグ2位を確定させたのである。

ガゼレク・フットボール・クリュブ・アジャクシオ、通称”GFCアジャクシオ”は1910年にルーツとなるクラブが設立されており、長い歴史がある。

ちなみにガゼレクは「ガス+エレク(電気)」という意味で、国営の電気+ガス会社からの名前であり、チームカラーも赤と青。なんだかFC東京のようである。

ただ歴史の大半はアマチュアとしてのもので、1999年には「人口10万人以下の街に2つのプロクラブは存在できない」というリーグの規則(ライバルのACアジャクシオが既にあった)で2部昇格を拒否されるなど苦しい事件も経験。財政的に苦しい状況の中、下部リーグを主戦場としていた。

2011-12シーズンに3部で3位となり2部へ昇格。一旦は最下位で降格するも倒れることなく、再び2部へと戻ってきた。そして今季は昇格したばかりのシーズンでありながらも好調を続け、ついにクラブの歴史上初となる1部昇格を達成したのである。

チームを率いるティエリ・ロレイ監督は、2011-12シーズンにアルル=アヴィニョンを残留に導いた実績を持つ指導者。資金的に恵まれていないチームでモダンなプレッシング+カウンターのサッカーを作り上げた。

また、メンバーには大ベテランと呼べる選手が数名居るのも特徴。最終ラインにはジェレミ・ブレシェ(元リヨン、インテル)、中盤にはジュリアン・フランソワ(元メス、グルノーブル)、ダヴィド・デュクルテュ(元ヴァランシエンヌ)、前線にはグレゴリ・プジョル(元ナント、ヴァランシエンヌ)。30台後半の選手が各ポジションで出場し、豊かな経験でチームに安定感をもたらしている。

なお、フランスでは近年3部昇格したクラブがそのままの勢いで1部へ進むことが多いことで知られ、この10年で以下の5チームが同じようにダイレクトでリーグアンへ上がっている。ちなみに意外と生き残り率は高く、一年で降格したのはメスとアルル=アヴィニョンだけである。

  • メス(2013-14)
  • バスティア(2011-12)
  • エヴィアン(2010-11)
  • アルル=アヴィニョン(2009-10)
  • ヴァランシエンヌ(2005-06)
#SimuInLega1 Forrrrrrzzzzzaaaaa ! #AiacciuCitàNostra
Posted by GFCA - Gazélec Football Club Aiacciu on 2015年5月15日