5月17日、オーストラリア・Aリーグの年間王者を決めるグランド・ファイナルの決勝戦が開催された。

対戦したのはレギュラーシーズン1位、2位となったメルボルン・ヴィクトリーとシドニーFC。

まさに然るべきと言ったカードであり、なおかつマーク・ミリガンとアレックス・ブロスクという元Jリーガーが共にキャプテンマークを巻いて望むという興味深い一戦となった。

序盤はなかなか点が動かなかったものの、33分にメルボルン・ヴィクトリーが先制点を奪う。右サイドからの折り返しから、昨季もグランド・ファイナルで大活躍したベサルト・ベリシャが豪快にシュート!

メルボルンはこれに留まらず、83分にはニュージーランド代表FWコスタ・バルバルーセズがベン・ハルファラーとのコンビで中央を破って追加点。

その後カール・ヴァレリが2枚目の警告を受けて退場するアクシデントはあったものの、さらにカウンターからブロクサムが3点目をゲット!

オーストラリア最大の人気クラブと言えるメルボルン・ヴィクトリーにとって、これが2009年以来6年ぶり3回目のリーグタイトル。

2012年に千葉から加入したミリガンにとっては、シドニーFCで勝ち取った2006年以来、実に9年ぶりの優勝となり、さらにジョー・マーストン・メダル(グランド・ファイナルの最優秀選手賞)も獲得する最高の締めくくりとなった。

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