5月15日、『AS』は「マラガCFに所属しているスペインU-21代表MFセルジ・ダルデルは、インテルに移籍することに合意している」と報じた。
記事によれば既に会談は両クラブ、選手の3者間で協議を行った上で合意に達しているとのこと。移籍金は1000万ユーロ(およそ13億5000万円)で決着しており、最終的にはシーズン終了後に選手本人が決断するという。
セルジ・ダルデルは1993年生まれの21歳。地中海に浮かぶバレアレス諸島の生まれであることでも知られている。
エスパニョールの下部組織出身であるが、2012年にマラガに移籍し、昨季トップデビューを果たしたセンターハーフ。主力ではないがスペインの各年代で選抜されてきた経験を持っており、若くしてリーガの舞台で存在感を発揮している期待のヤングスターといえる。
マラガは先日ヴィトーリア・ギマランエスに所属するポルトガル代表MFアンドレ・アンドレの獲得が近くなったと報じられており、既に後釜の引き入れ準備も完了していると考えられる。
ただしインテルは現在FFP違反から2000万ユーロの和解金をUEFAに支払わなければならないなど罰則を受けていることから、まだいくつかの不透明な部分は残っているとのことだ。