5月17日、『Soka25east』は「エチオピア代表の中心的な存在であった攻撃的MFアダネ・ギルマが代表引退する」と報じた。

アダネ・ギルマは1985年生まれの29歳。ハワサ・ケネマで育成された後、2007年に名門セント・ジョージへと移籍し、その後長く同クラブの中心選手として活躍してきたアタッカーである。

両足を使える器用さと高い技術を備え、自ら突破することも、パスで味方を使うことも可能なオールマイティーなタイプで、ボランチからトップまでほとんどのポジションをこなしてきた選手だ。


エチオピア代表としても若くして選出され、2013年アフリカネイションズカップの予選で3ゴールを決めるなど活躍し、グループ突破に大きく貢献。キャプテンとしてチームを引っ張ってきた存在だった。

しかしアダネは現在クラブチームでのサッカーに集中したいという考えを持っており、国際舞台からの引退を決断したと関係者に明かしたという。

代表の中心選手がわずか29歳で引退ということになれば、非常に寂しい限りであるが…

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