残り1試合となった2014-15シーズンのブンデスリーガ。

優勝クラブやCL出場チームはすでに決定しているが、残留争いがかつてないほど混戦になっているのをご存知だろうか?

ブンデスリーガの最終節は、現地時間23日(土)の午後10時30分に一斉開催される。

今シーズンは最終節を前にして多くのチームに降格の可能性が残されているのだが、現時点での順位表のボトムハーフを見てみよう。

黄色く囲った部分が降格の可能性を残しているチームの成績である。

つまり、今シーズンのブンデスリーガでは最終節を前にして実に6チームが降格の危機に瀕しているのだ。

そのチームとは、ヘルタ・ベルリン(13位)、フライブルク(14位)、ハノーファー(15位)、シュトゥットガルト(16位)、ハンブルガーSV(17位)、バーダーボルン(18位)である。ここからは、この6チームがいかに拮抗しているかを見ていくことにしよう。

ブンデスリーガのレギュレーションでは、17位と18位の2チームが自動降格し、16位のチームが入れ替え戦に回る。現在、13位ヘルタ・ベルリンから18位パーダーボルンまでの勝ち点差はわずかに4であり、なんと残り1試合という状況ながら降格が決定したチームが1チームもないのだ。

【次ページ】当該6チームのうち、なんと4チームが最終節で直接対決!