5月21日、『L'Equipe』など各メディアは「フランスプロリーグ連盟(LFP)は、2015-16シーズンからリーグ・アン、並びにリーグ・ドゥの降格チーム数を2に減少させることを決めた」と報じた。
現在フランスの1~3部リーグにおいては上位、下位の3チームが昇格、あるいは降格するというレギュラーションになっている。近年各国のリーグで導入されているプレーオフ制度は採用されていない。
しかしLFPはこの昇格、降格枠を2015-16シーズンからそれぞれ2チームにするという計画を採用することを満場一致で決定し、各リーグカテゴリの流動性を減少させる方針を示した。
LFP会長を務めるフレデリック・ティリエ氏の説明によれば、この変更の理由は今後の経済的な問題を考慮したためであるとのことだ。
フレデリック・ティリエ
(LFP会長)
「将来のため、そしてサッカーの近代化のために重要な決断だった。これは満場一致で決定された。このアイデアは、投資家がもう少し安定を求めていると言うことから生まれたものだ。3チームが昇格、降格するというのは少し多すぎる」