5月22日、イタリア・セリエAからの降格が決定しているパルマは「22日の第4回オークションにも買い手は現れなかった」と公式発表した。

3月19日の公聴会において破産宣告を受け、裁判所から派遣された会計士の元でクラブの再生に向けて動いているパルマ。

現在は所属している選手、スタッフが未払い賃金の75%を放棄し、負債を一掃してくれる新たな所有者を求めている状況にあり、これまで4度のオークションを行ってきた。

しかし5月6日、5月12日、5月18日に行われた3度のオークションには誰も入札せず。25%ずつ入札開始価格を引き下げており、22日には840万ユーロ(およそ11億2500万円)になったが、これでも買い手は付かなかった。

次の締め切りは28日。さらに入札開始価格は引き下げられ、632万8125ユーロ(およそ8億4800万円)となる。

パルマが一掃しなければならないのはスポーツ部門における7500万ユーロの負債で、締め切りとなる6月28日までにこれが解消されない場合、セリエBへの参加は認められず、アマチュアリーグへの降格処分が下される。

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