世界最高峰のストライカーとして大きな期待を持って今季マンチェスター・ユナイテッドへと加入(モナコからのローン)したコロンビア代表FW、ラダメル・ファルカオ。ただ、負傷の影響などもあって、フィットしきる前にシーズンが終わってしまった。

そして、このほどユナイテッドは彼を完全移籍で獲得することはせず、モナコへ返却することを発表している。

そんなファルカオについて、英紙『independent』が「ショッキングなコスト」としてお金にまつわる話題を伝えていた。

まず、ユナイテッドがモナコに支払ったレンタル料は600万ポンド(約11.2億円)とされている。それから、諸説あるもののユナイテッドは週給26.5万ポンド(約4978万円)の給与も支払っていたともされている。37週で計算すると、給与額は合計で980万ポンド(約18.4億円)。

つまり、ファルカオをオールド・トラッフォードに連れてくるのに掛かった総経費は1580万ポンド(約29.6億円)ということになると同紙では伝えている。

これを以下の項目ごとに換算するとこのようになる。

・ゴール

得点数は4だったので、1ゴール=395万ポンド(約7.4億円)。

・出場試合数

プレミア26試合出場。つまり、1試合=60.7万ポンド(約1.1億円)。(※FAカップにも3試合出場しているので、そうすると54.4万ポンド=約1億円)

・出場時間数

プレミアでの出場時間は1,302分。つまり、1分=12,135ポンド(約227万円)。(FAカップも含めると、10,449ポンド=約196万円)

・パス

パス1本=4万ポンド(約751万円)。(おそらくプレミアに限ったもの)

・アシスト

計4アシストだったので、1アシスト=395万ポンド(約7.4億円)。(おそらくプレミアに限ったもの)

・シュート

37本だったので、1本=427,027ポンド(約8022万円)。(おそらくプレミアに限ったもの)

言うまでもなくこれらは無理やり弾きだした数字で本質的な意味はないだろう。ただ、当初からパニック補強だと言われていたファルカオの獲得はあまりにハイコストだったと現地では見ているようだ。

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