5月27日、『Mirror』は「FIFA関係者など14名が逮捕された汚職事件で名前が挙がった会社のパートナーにマンチェスター・ユナイテッドの名前があった」と報じた。
このスキャンダルで逮捕された会社役員は5名。その一人がアーロン・デイヴィッドソン氏で、彼はアメリカ合衆国のスポーツマーケティング会社トラフィック・スポーツの社長であった。
そして、そのトラフィック・スポーツの公式サイトでクラブパートナーシップのページを開いてみると、サンタ・クルス、パウメイラス、フルミネンセ、アトレチコ・ミネイロ、グレミオ、ノヴァ・イグアスと並んでマンチェスター・ユナイテッドの名前が書かれているのである。
ところが、マンチェスター・ユナイテッド側はこの関連性は事実ではないと答えており、トラフィック・スポーツとは何も契約は存在しないという。
マンチェスター・ユナイテッド
「我々は間違いなく彼らのオフィシャルパートナーではない。
彼らが所有し、そしてのちに売却したと考えられるデスポルチーヴォとの取引はあった。しかし、トラフィック・スポーツとはいかなる財政的な取り決めもなかった。
デスポルチーヴォとの協定は、我々のところにトライアルを受ける選手を派遣するというものだった。それらの選手が十分に良かったならば、我々はデスポルチーヴォから誰かを買っただろう。
その協定についてはプレミアリーグにもイングランドサッカー連盟にも承認された」