5月27日、『Newyork Times』や『BBC』など各メディアは「6名のFIFA関係者が収賄の容疑でスイス警察に逮捕された」と報じた。

記事によれば、スイス警察に逮捕されたのはFIFA副会長の一人であり、CONCACAF会長を務めているジェフリー・ウェブ、コスタリカ連盟会長のエドゥアルド・リー、ウルグアイ連盟会長のエウジェニオ・フィゲイレド、ブラジル連盟副会長のジョゼ・マリア・マリンを含めた6名。しかし、他メディアによれば合わせて14名が起訴されているとのことだ。

彼らには1990年代初頭から現在に至る20年強の間に1億ドル以上のリベートや賄賂を受け取っていたという疑いがかけられており、チューリッヒのホテルで身柄を拘束されたとのこと。

これらの汚職は主に北中米、南米におけるスポンサーシップ、放映権、肖像権の契約に絡んだものと考えられている。

FIFAでは5月29日に会長選挙が行われる予定となっている。直前に大きな混乱が発生したことで、現在それを延期するかどうかを検討しているとのことだ。候補者であるゼップ・ブラッター氏、アリ・フサイン氏は逮捕されていないものの、捜査の関係上ホテルから出られない状況であるという。

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