マンチェスター・ユナイテッドが夏の移籍ウィンドウで3選手の獲得に挑戦すると報じられている。

ルイス・ファン・ハール監督の下、チームの再生に取り組んでいるユナイテッド。プレミアリーグを4位で終え、欧州への復帰は果たしたものの、来シーズンは優勝を目指すことが義務となる。

ファン・ハールとしては自らの望む戦力を揃えてクラブやサポーターの期待に応えたいところだが、既にPSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得が内定。次なる補強が誰になるのか話題になっているが、総額1億1300万ポンド(およそ213億円)で3人の選手の獲得を目指すことになると『Express』が報じている。

1人目の選手は既に移籍に合意したと伝えられているベンフィカのアルゼンチン代表MF、ニコラス・ガイタン。ガイタンは長年マンチェスター・Uのターゲットとして移籍の噂が流れていたが、ベンフィカ側が2120万ポンド(およそ40億円)を受け入れると報じられており、遂に実現する見込みのようだ。ガイタンは今シーズンもポルトガルリーグで活躍しており、中盤の補強を望むファン・ハールにとって待望の選手と言えるだろう。

マンチェスター・ユナイテッドはFW陣も整備対象だ。モナコからローンで加入していたコロンビア代表FW、ラダメル・ファルカオの退団は既に発表されており、衰えの見えるロビン・ファン・ペルシーの代わりも必要な状況にある。また、レアル・マドリーへローン移籍中のチチャリートは売却される見込みだ。

【次ページ】ファルカオの後釜は?