5月30日、『Sky』は「イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、マンチェスター・シティU-21の監督を務めているパトリック・ヴィエラ氏と交渉を行う予定である」と報じた。
かつてアーセナルやインテルで活躍したパトリック・ヴィエラ氏は、2011年に現役を引退した後、所属していたマンチェスター・シティでフロント入り。指導者ライセンスの取得と共にU-21のカテゴリで監督に就任し、現在もコーチを続けている。
ニューカッスル・ユナイテッドは今季後半戦で残留争いに巻き込まれるなど苦戦。ジョン・カーヴァー暫定監督を維持してきたが結果は出ず、来季の指揮官を探していると言われている。
ダービー・カウンティの監督を務めていたスティーヴ・マクラーレンの他、フランスと関係が深いクラブだけに、これまでジョスリン・グルヴェネク(ギャンガン)、クリストフ・ガルティエ(サンテティエンヌ)、レミ・ガルデ(前リヨン)などが候補として上がってきた。
そして今回新たに交渉に臨むのがパトリック・ヴィエラ氏であるとのこと。マンチェスター・シティとの契約上では違約金なしで退団できる条項があるようで、もしヴィエラ氏がニューカッスルの監督になりたい場合は大きな障害は存在しないことになる。