6月1日、イタリア・セリエAのサンプドリアは「シニシャ・ミハイロヴィッチ監督が今季限りで退任することになった」と公式発表した。
サンプドリアは今季上位進出に成功し、ヨーロッパリーグ予選の出場権を獲得。重要なシーズンに望む前に監督が退任したことで、後任探しに追われている。
以前はパウロ・ソウザ(バーゼル)やマウリツィオ・サリ(エンポリ)といった名前も上がっていたが、当初から最有力と言われていたヴァルテル・ゼンガ氏の契約が近づいているという。
ヴァルテル・ゼンガ氏はかつてのイタリア代表GKで、カターニア、アル・ナスル時代に森本貴幸選手を指導したことでも知られている。
『Gazzetta dello Sport』によれば、他の候補と比べてフリーのゼンガ氏には金銭的にアドバンテージがあり、100万ユーロ(およそ1億3500万円)程度のコストで契約が可能であるとのことだ。