10月7日、『Corriere dello Sport』は「インテルのエリック・トヒル会長は、来週末に行われるナポリ戦に敗れた場合、ヴァルテル・ゼンガ監督を招聘する準備をしている」と報じた。

インテルは現在6試合を終えて2勝2分け2敗、20チーム中8位という結果となっている。しかし9月28日のカリアリ戦で4失点、10月5日のフィオレンティーナ戦で3失点と守備が崩壊し2連敗しており、調子が急下降している状態にある。

エリック・トヒル氏はマッツァーリ監督に対しての信頼を失っていないことを表向きには話しているものの、記事によれば監督交代に向けた動きも見せているという。

ヴァルテル・ゼンガ氏はかつてインテル、イタリア代表で活躍した伝説的なGKであり、指導者としてもステアウア・ブカレストやガジアンテップスポル、カターニア、パレルモなどを率いてきた。昨季はUAEのアル・ジャジーラの監督を務めていたが、今夏解任されている。

また、レッドスター・ベオグラード時代には鈴木隆行選手を獲得しており、カターニア時代に森本貴幸選手を指導しその後アル・ナスルにも彼を呼び寄せたことで知られている。

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