6月3日、『The World Games』は「シドニーFCに所属していたオーストラリア代表FWバーニー・イビニ=イセイは、ベルギー1部のクラブ・ブルッヘに加入するため欧州へ向かった」と報じた。
バーニー・イビニ=イセイは1992年生まれの22歳。セントラルコースト・マリナーズで若くしてデビューを果たし、一時は将来のオーストラリアを支えるのではないかと言われたナイジェリア生まれのストライカーである。
ちなみに妹は15歳でオーストラリアU-20女子代表に入った天才FWプリンセス・イビニ=イセイである。
2013年には中国の上海東亜に移籍したが、父が突如死去したことからホームシックとなり、レンタルの形でセントラルコースト・マリナーズ、そしてシドニーFCに貸し出されていた。
今季は主に右サイドのウイングとして活躍し、圧倒的な身体能力を生かした突破でチームをグランド・ファイナルに導いた。
クラブ・ブルッヘはレンタルではなく完全移籍の形で彼を獲得しようと考えているとのことで、以前からイビニ=イセイが求めていた欧州でのプレーが実現することになる。