ソーシャルネットワークサービス(SNS)の発達により近年、インターネット上でのチーム間の交流が活発化している。

昨年のブラジルW杯において、オランダサッカー協会のアカウントが対戦前のオーストラリア代表にTwitterで“突撃”したほか、フランスではトゥールーズがPSGに所属するズラタン・イブラヒモヴィッチの誕生日を祝福(それどころかサイト内でネタに!)。様々な狙いはあるにせよピッチの中と外をある程度分けて考えることが一般的になってきた。

それでもやはり、クラブによって考え方は異なるようだ。

『Yahoo! Eurosport』は7日、レアル・マドリーが広報担当者にクラブの公式アカウントでバルセロナのCL優勝を祝うツイートをしないよう指示したと伝えた。そして実際、それがされている様子はない。

今回の話のちょっとした伏線として、昨年レアル・マドリーがリスボンでの決勝戦でアトレティコ・マドリーを破り10度目の欧州制覇を決めた際、バルセロナ公式がツイートしたのがこちら。

バルサとマドリーといえばまさに宿敵、歴史的な因縁も深いことが知られている。

しかし、おそらく「それはそれ、これはこれ」として、バルセロナはTwitterでマドリーのデシマを祝福。リーガ最終節の直接対決で優勝を譲ったアトレティコにも「素晴らしいシーズンだった」と伝えていたのだ。

サッカーが対戦相手なしに成立しないスポーツであることを考えると、今回の話が事実であれば少し残念?

ちなみに、スペインの多くのクラブはこのようにバルサの優勝を祝福している。

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