6月15日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「ベンフィカから借りていたスペイン代表FWロドリゴ・モレノを完全移籍で獲得した」と報じた。契約期間は4年。

ロドリゴ・モレノ・マシャドは1991年生まれの24歳。ブラジルの出身であるが2005年にセルタの下部組織に入団し、スペインで育成されたストライカーである。チアゴ・アルカンタラの従兄弟であることでも有名。

2009年にはレアル・マドリーと契約し、Bチームにまで昇格した。その後2010年にベンフィカへと移籍し、そのままボルトン・ワンダラーズにレンタル移籍。イングランドを経験した後にポルトガルへ戻り、ストライカーとしてブレイクした。

そして昨年夏にバレンシアへレンタルで加入すると、今季は31試合に出場するなど主力として活躍。既に保有権はピーター・リム会長の会社に移っていたが、完全移籍の形で来季もスペインに残ることが決まった。

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