ついに開幕した2015年U-21欧州選手権。
17日、チェコでグループAの第1節が行われ、優勝候補のドイツはセルビアと対戦した。
Serbia hold ten-man tournament favourites Germany to 1-1 draw - http://t.co/ap65XqIJuM pic.twitter.com/UCGolMkQDT
— Eurosport UK (@Eurosport_UK) 2015, 6月 17
先制に成功したのは、本大会に向けたプレーオフで35戦無敗だったスペインを破ったセルビアだった。
8分、相手陣内でボールを受けたFWフィリップ・ジュリチッチが一人で持ち込み、あっさりと先制ゴールを奪う。
ドイツは直後の17分、リヴァプールMFエムレ・ジャンが同点ゴールを奪って追い付くのだが、前半のゲーム内容はほぼ互角。タレントの質で上回るドイツだったが、セルビアにチャンスを許していた。
すると前半終了間際の43分、セルビアに再びチャンスが訪れたのだが・・・
Ter Stegen's amazing save a few minutes ago pic.twitter.com/fscHNrD3Q9
— June 20th (@TaG_95) 2015, 6月 17
【外部リンク】UEFA.tv Highlights: Germany v Serbia(該当シーンは01:28頃から)
セルビアMFゴラン・チャウシッチの強烈ミドルシュートを、ドイツの守護神マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンがこの反応!
完全にボールを弾くことはできなかったが、なんとか指先で触りボールの軌道を変えて見せた。ボールは枠に飛んでいただけに、テア・シュテーゲンのこの反応がなければおそらくセルビアにゴールを許していただろう・・・。
U-21欧州選手権に臨むドイツ代表には、バルセロナGKテア・シュテーゲンの他、レヴァークーゼンGKベルント・レーノ、ケルンGKティモ・ホルンが名を連ねている。いずれもいつフル代表に呼ばれてもおかしくないほどの実力者であり、本大会では誰がゴールマウスを守るかに注目が集まっていた。
第2節のデンマーク戦でどのGKが起用されるかはまだ分からないが、チームスタッフにアピールするには十分なプレーを見せた。
なお、後半にクリスティアン・ギュンターが退場したドイツだったが、試合は1-1で終了している。