6月24日、『L'Equipe』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、マルセイユからフランス代表MFディミトリ・パイェットの獲得がほぼ決定した」と報じた。

記事によれば既に選手は条件に合意しており、移籍金も1500万ユーロ(約20.8億円)で決着したという。

モーリシャスで休暇を過ごしていたパイェットは既に24日夜にロンドンへと飛び、メディカルチェックを受け、通過次第5年契約にサインする見込みであるとのことだ。

ただ、パイェットの代理人は『Le Province』の取材に対して「まだなにもしていない。何かが迅速に進む、あるいは他の何かがあったとしても、ヴァンサン・ラブルヌ(マルセイユ会長)とともに解決策を探っていく」と話しており、情報は錯綜しているようだ。

フローラン・ディミトリ・パイェットは1987年生まれの28歳。太平洋に浮かぶ小島レユニオンの出身であるが、1999年にル・アーヴルのスカウトを受けてフランスに渡った経験を持つMFである。


その後一度レユニオンに戻ったものの、2005年にナントとアマチュア契約を結んでフランスに戻り、リザーブチームで活躍。年末にはトップチームに昇格を果たし、「ルーマニアの怪童」ケシェルとともに大きな話題を集めた。

その後サンテティエンヌ、リールで活躍を見せ、2013年にマルセイユに加入。2年連続で36試合に出場し、コンスタントにゴールも決めるなど、フランスリーグ屈指の指令塔として知られている。

先日スラヴェン・ビリッチ新監督を迎えたウェストハムは以前からマルセイユの2名、ジニャックとパイェットに興味を示していると報じられていた。前者はメキシコに奪われたものの、後者との交渉が続いているようだ。

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