『Dolce Sport』や『AFP』は「ウクライナ・プレミアリーグのシャフタール・ドネツクで監督を務めているミルチェア・ルチェスク氏は、ブラジル代表MFドウグラス・コスタがバイエルン・ミュンヘンに移籍することを認めた」と報じた。

ドウグラス・コスタ・ジ・ソウザ、通称”ドウグラス・コスタ”は1990年生まれの24歳。グレミオの下部組織で育った攻撃的MFで、現在行われているコパ・アメリカにも出場しているブラジル代表選手である。


2010年に600万ユーロ(現在のレートで8億3000万円)でシャフタール・ドネツクに加入して以来、チームの中心選手として活躍を続けてきた。

以前から今夏は他のチームに移籍するのではないかといわれており、パリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ミラン、インテルなどが興味を示していると伝えられていたが、ここに来てバイエルン・ミュンヘンに決定したとのことだ。

移籍金については3500万ユーロ(およそ48億円)で決着したと報じられており、購入時から2900万ユーロ(およそ40億円)も価値が上昇することになった。

なお、ルチェスク監督はこのほかにもブラジル代表FWルイス・アドリアーノの去就についても話しており、アル・アハリとはチーム間で合意はしているものの、選手が中東を望んでいないことを明かしている。

ミルチェア・ルチェスク
(シャフタール・ドネツク監督)

「インテルも興味を持っており、我々は冬から交渉をしていた。ドウグラスは我々とともに歩んでいくことはないだろう。彼がロッベンのポジションでプレーできると思うし、同じ性格を持っている。まだ24才であり、数年でロッベンと同じレベルに到達するだろう。

ルイス・アドリアーノは契約延長を拒んでいる。我々はアル・アハリとは合意しているが、彼はUAEに行きたくないと思っている。

おそらくモナコやローマ、ミランが競争することになるだろう。彼の契約はあと半年なので、いくらかのお金を得られるのは良いことだ」

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)