6月29日、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは「オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラクがシュトゥットガルトへ移籍する」と公式発表した。

同日シュトゥットガルトも公式サイトで「ミッチェル・ランゲラクを獲得した」と発表しており、既に両者が合意している。契約期間は2018年まで。


ミッチェル・ランゲラクは1988年生まれの26歳。オーストラリア国立スポーツ研究所の卒業生で、U-20代表でプレーした後メルボルン・ヴィクトリーに入団。若くして出場機会を獲得した後、2010年にボルシア・ドルトムントへ移籍していた。香川選手と仲が良かったことでも知られている。

才能は高く評価されているものの、代表ではマーク・シュウォーツァーとマシュー・ライアン、クラブではロマン・ヴァイデンフェラーがファーストチョイスであったために出番が少なく、この数年難しいキャリアを過ごしていた。

しかしシュトゥットガルトでも今夏PSVからポーランド代表GKプジェミスワフ・ティトニを獲得しているため、かなり激しいポジション争いが行われると予想されている。

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