7月4日、『Kingfut』は「ワディ・デグラは、エジプト代表MFアハマド・アル・マルガニーとの契約を解除した」と報じた。

アハマド・アル・マルガニーは1988年生まれの27歳。少しだけであるがエジプト代表にも入ったことがある選手で、ザマレクの下部組織出身である。昨季からワディ・デグラに所属しており、今季は重要な選手になると予想されていた。


しかし、このところシナイ半島で発生している相次ぐテロを受けて、アル・マルガニーは自身のSNSにアブドゥルファター・アル・シーシー大統領を批判するコメントを投稿。これを受けてワディ・デグラの取締役会はアル・マルガニーの契約を打ち切ることを決断したとのことだ。

アハマド・アル・マルガニー

「あなた(大統領)は、人々にテロとの戦いをサポートするように言った。テロとの戦いはあなたの仕事であるにもかかわらず、人々は通りに氾濫している。

これまで以上に、誰もが死に向かっている。市民、兵士、警察官。あなたはどこにいるんだ? 我々があなたから受け取ってきた全ては、役に立たない言葉だけだ。

シナイ半島の犠牲者のために哀悼は宣言されない? テレビのメロドラマはキャンセルされない? 彼らは州の検察官ほど重要ではないというのか」

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