5月20日、『Kingfut』は「今夏エジプト・プレミアリーグから国外へ進出する可能性がある10選手」という記事を掲載した。

2012年に発生した大規模な観客暴動事件の余波、そして「アラブの春」から連なる政治的混乱の影響を受け、現在もスタンドが閉鎖された中で試合が行われているエジプト。

近年そのために選手が国外に活躍の場を求めることが多くなり、ムハンマド・アル・ナニ(バーゼル)やムハンマド・サラー(フィオレンティーナ)などが世界的に知名度を高めている。

次に世界で名を轟かせるのは誰なのだろうか?

1:マフムード・ハッサン”トレゼゲ”(アル・アハリ)

マフムード・ハッサン”トレゼゲ”は名門アル・アハリで最もダイナミックな選手だ。ストライカーとして育ったことが彼の攻撃センスを磨かせた。エネルギーと技術を生かし、発展を続けている。

エジプト代表にも定着した彼のスキルとシュート技術はアル・アハリの財産となっており、今季5得点を決めた。しかし彼の最も重要な能力は、視野と戦術的なセンスである。この攻撃的MFは正確で創造的なパスとクロスで知られている。

彼はフェイエノールト、ウディネーゼ、セルティックなど無数のヨーロッパのクラブと接触してきた。また、この夏にはアル・アハリが彼へのオファーを検討することも明らかになっている。

似ている選手:ケヴィン・デ・ブライネ

改善点:もっと自分の能力に自信を持つべきだ。

2:ラマダン・ソビヒー(アル・アハリ)

8歳の時、彼はアル・アハリのトライアルを受けた。ピッチに入ってすぐに得点を決めた。コーチのバドゥール・ラギーブは彼を呼び、書類を準備するように命じた。

そして17歳担ったときには、ラマダンはアル・アハリが2013-14シーズンのプレミアリーグを優勝するために貢献していた。

彼は厳しい状況でもふてぶてしい選手であるとして知られ、年齢を超える成熟を示す。大きな例は、マグレブ・テトゥアン戦でペナルティキックを奪った時だ。

アル・アハリが3ポイントを取りたいとき、ラマダンはベンチから呼ばれる。ソビヒーは珍しい選手で、ゴールに繋がる直感を持つプレイメイカーだ。解決策が見いだせないときにも、彼は問題を解決する能力を持っている。

似ている選手:マリオ・ゲッツェ

改善点:態度。彼は気性やピッチ外での態度を管理する必要がある。以前は練習への遅刻で懲罰を受けた。

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