7月4日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「セルタ・デ・ビーゴからスペインU-19代表FWサンティ・ミナを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2021年6月30日までの6年間。移籍金は1000万ユーロ(およそ13億5000万円)となった。
サンティアゴ・ミナ・ロレンソ、通称”サンティ・ミナ”は1995年生まれの19歳。父親も同じサンティアゴという名前で、セルタで活躍したディフェンダーであった。
サンティもセルタの下部組織で育成された選手で、Bチームで戦った2012-13シーズンに早くも8ゴールを決めるなど若くして台頭したストライカーである。
2013年には17歳と9ヶ月10日という年齢でクラブ最年少ゴール記録を達成。さらに今年4月には19歳で4ゴールを決め、スペインの主要カテゴリでは歴史上初となる記録も達成した。
サンティ・ミナ
「これは僕にとって夢のようなものだ。こんな若い年齢でバレンシアのようなビッグクラブに参加できるというのは簡単なことではないし、自分に課せられた責任も分かっている。
バレンシアで自信を持つために毎日戦うつもりだし、自分の目標は、スペインで最高のチームの一つであり続けられるよう、監督やチームメイトを助けることだ。
僕は、自分に全てを与えてくれたチームを離れることになった。セルタのファンは僕をとても幸せにしてくれたし、彼らのことは永遠に忘れないだろう。
僕はバレンシアのファンもまた素晴らしいものだと知っている。世界でも最も高貴なグループの一つであり、応援を止めることはない。メスタージャでプレーできる時が待ちきれないし、彼らが選手達に見せる愛情に最大限に応えたい」