7月7日、リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーは「ビジャレアルから元アルゼンチンU-20代表FWルシアーノ・ビエットを獲得した」と公式発表した。

契約期間は6年。移籍金は2000万ユーロ(およそ27億円)で、そのうち440万ユーロ(およそ6億円)がビエットをデビューさせたラシン・クラブに支払われることになる。

ルシアーノ・ビエットは1993年生まれの21歳。イタリアのパスポートを所有しているアルゼンチン人FWで、小柄ながらもフィジカルの強さとスピード、決定力を備えたシャドータイプとして知られている。

インデペンディエンテ・バルネアリアとエストゥディアンテスの下部組織で育成され、2010年にラシン・クラブへと移籍しプロデビュー。昨年ビジャレアルと契約して欧州に渡り、リーガ初年度から得点を量産する活躍を見せた。

アトレティコ・マドリーは先日トルコ代表FWアルダ・トゥランをバルセロナに放出しているが、その穴を埋める補強をすぐに完了させることに成功した形となった。

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