7月13日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは「サウサンプトンからフランス代表MFモルガン・シュナイデルリンを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2019年6月30日までの4年間であるが、1年延長が可能なオプションが付随している。
移籍金については非公開となっているが、『Daily Mail』などの報道によれば2500万ポンド(およそ47億5000万円)程度で決着したものと推測されている。
マンチェスター・ユナイテッドにとってはメンフィス・デパイ、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、マッテオ・ダルミアンに続く4人目の補強となった。
ただ手薄になっているセンターフォワードに関してはまだ補強が進んでおらず、今後もさらなる獲得があるとも予想されている。
モルガン・シュナイデルリンは1989年生まれの25歳。ストラスブールの下部組織で育成された選手で、フランスではプロ経験がほとんどないものの、2008年にサウサンプトンに移籍しイングランドで育成されたボランチである。
なお、彼の出身地はアーセン・ヴェンゲルと同じくアルザス地方であるため、名前の発音は本来ドイツ語に近いものである。
モルガン・シュナイデルリン
「僕はマンチェスター・ユナイテッドの選手になれたことをとても喜んでいる。ユナイテッドが僕と契約したがっていると聞いた時、決断はとても簡単な物になった。
僕はサウサンプトンでの幸せな7年間をとても楽しんだ。あのクラブはいつも僕の心の中にある。しかし、この偉大なクラブの成功を助けるための役割を与えられるチャンスが手の中にあれば、それをみすみす逃すことは出来ないよ」