女子ワールドカップ2015が終わり、先週末にはなでしこリーグが再開。

なでしこジャパンのフィーバーにより観客動員数が大幅に増えたと報じられているが、そういった現象が起こっていたのは日本だけではなかった。

日本と準決勝で戦ったイングランドでも、国内リーグで大幅な動員増が確認できたと英国『BBC』は報じている。

イングランド女子サッカーの国内1部リーグ「ウィメンズ・スーパーリーグ」はWSLと呼ばれており、8チームが参加。ワールドカップ期間に中断していたが、先週末リーグが再開した。

イングランドは日本と準決勝で戦い、惜しくも1-2で敗戦。試合終了間際にローラ・バセットがオウンゴールを決めてしまうという悲劇もあったが、史上初となるワールドカップでのベスト4にファンは湧き、3位決定戦でもドイツを破っていた。

ワールドカップに向けた代表メンバー23選手のうち、先週末のリーグ戦に出場したのは17人。

そうしたヒロインたちの雄姿を一目見ようと各スタジアムには多くのファンが訪れ、マンチェスター・シティ対バーミンガム・シティ戦ではリーグレコードとなる2102人の観客動員数を記録した。他にもアーセナル対リヴァプール戦には2061人のファンが訪れ、これはアーセナルが最後にホームで戦った試合の2.5倍であったという。

記事によれば、中断前の平均観客動員数は892人であったが、先週末の試合は1588人にまで増えていたよう。これは78%増にあたり、女子ワールドカップでの躍進が大きく影響していると言って間違いないだろう。

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