『Skysport24』は「ロシア代表監督を務めているファビオ・カペッロ氏は、サッカー連合との相互の合意の元で職を離れることになった」と報じた。

情報の精度については定かではないものの、記事によれば既に会談は終了しており、水曜日には正式に退任が発表されるのではないかと推測されているようだ。

2018年にワールドカップの開催を控えているロシア代表。それに向けて年間700万ユーロ(およそ9億5000万円)+ボーナスとも言われる巨額の報酬でファビオ・カペッロ監督を引き入れたものの、現在行われているEURO2016予選ではオーストリア、スウェーデンに大きく差を付けられており、3位に沈んでいる。

さらに彼の巨額の報酬はワールドカップの予算も縮小せざるをえなくなっているロシアにとって大きな重荷になっており、先日は滞っていた給与の支払いをアーセナルの第2株主であるアリシェル・ウスマノフが肩代わりするということにもなった。

なお、後任については2009年からCSKAモスクワで指揮を執っているレオニド・スルツキー氏が任命される可能性が高いと推測されている。

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